Apache Tomcatの待ち受けポートを変更する

あまりやらないと思いますが、Tomcatそのものを複数起動したい場合や、デフォルトで用意された8080番ポートが利用できない場合などは、Tomcatの設定を変更して別のポートを使うようにしてあげる必要があります。

今回は、Tomcat 7.0.xが8080番ポートを使っている状態でTomcat 9.0.xをインストールし、同時に立ち上げるために後者のポート番号を変更してみました。

以下、Tomcat 9は/usr/share/apache-tomcat-9.0.7/にインストールされている前提となります。

待ち受けポートが定義されているのは、conf/server.xmlになります。以下、デフォルトの状態(コメントは省略)です。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Server port="8005" shutdown="SHUTDOWN">
  <Listener className="org.apache.catalina.core.AprLifecycleListener" SSLEngine="on" />
  <Listener className="org.apache.catalina.core.JreMemoryLeakPreventionListener" />
  <Listener className="org.apache.catalina.mbeans.GlobalResourcesLifecycleListener" />
  <Listener className="org.apache.catalina.core.ThreadLocalLeakPreventionListener" />

  <GlobalNamingResources>
    <Resource name="UserDatabase" auth="Container"
              type="org.apache.catalina.UserDatabase"
              description="User database that can be updated and saved"
              factory="org.apache.catalina.users.MemoryUserDatabaseFactory"
              pathname="conf/tomcat-users.xml" />
  </GlobalNamingResources>

  <Service name="Catalina">
    <Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
               connectionTimeout="20000"
               redirectPort="8443" />
    <Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />
    <Engine name="Catalina" defaultHost="localhost">
      <Realm className="org.apache.catalina.realm.LockOutRealm">
        <Realm className="org.apache.catalina.realm.UserDatabaseRealm"
               resourceName="UserDatabase"/>
      </Realm>

      <Host name="localhost"  appBase="webapps"
            unpackWARs="true" autoDeploy="true">

        <Valve className="org.apache.catalina.valves.AccessLogValve" directory="logs"
               prefix="localhost_access_log" suffix=".txt"
               pattern="%h %l %u %t "%r" %s %b" />

      </Host>
    </Engine>
  </Service>
</Server>

このうち、既存のTomcatが使用しているポート番号と重複しないように、上記の赤字で示した8005番ポート、8080番ポート、8443番ポート、8009番ポートをそれぞれ変更します。例えば、8080番は通常のHTTP/1.1アクセス(ブラウザなど)の待ち受けポートなので8088番へ、8443番はTomcatが直接受け付けるSSL用なのであまり使わないと思いますが18843番へ、8009番はAJP(Apacheなどとの連携用)で接続するポートなので8089番ポートへ変更、8005は8085番ポートへ変更しています。

設定ファイルを変更したら、Tomcatを再起動します。新しいポートでアクセスできればOKです。

ちなみに、ポート番号が変わるので(あたりまえですが)firewalldの設定を変更するのを忘れずに・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください